Q & A

ホスピスとは?

本来は建物や施設を表す言葉ではなく、主に末期がん患者や様々な疾患で苦しんでいる人に対し、暖かなケアを提供し、余命の短い患者が安らかに過ごせるよう援助するプログラムの総称です。しかし、今日では、看取りを含む終末期(ターミナル)ケア・プログラムや実施場所・施設を含んだ広義の意味で使用されています。現在、世界各国では「ホスピス」に代わり「緩和ケア」という表現が使用されています。

ホスピスの由来は?

ラテン語のホスピティウム(Hospitium)に由来し、「客を暖かくもてなす」ことを表しています。中世の初めヨーロッパ西部で巡礼や旅行者、病人たちを休ませた宿泊施設を意味しており、これが今日のホテル(Hotel)や病院(Hospital)の原型となっています。また、英語のHospitality(厚遇、歓待)も同様にラテン語のホスピティウムに由来しています。

終末期とは?

医師が不治の病と診断してから、およそ6ヶ月以内に死亡するであろうと予測される状態の時期を言います。

緩和ケアとは?

WHO(世界保健機関)が1990年に発行した「Cancer Pain Relief and Palliative Care」では、がん医療における終末期医療を含む新しいケアの考え方を「緩和ケア」と呼ぶように提言しています。

シェアハウス型療養住宅とは?

がんや難病、重度な介護が必要な人向けに企画された在宅療養者の為のシェアハウス。少人数の2ユニット型を基本とし、疑似家族として支え合いをコンセプトとした共同生活型住宅です。

施設型ホスピス(緩和ケア病棟)との違いはなんですか?

施設型ホスピス(緩和ケア病棟)はがんとエイズ患者に限られるなど入院に際して制約がありますが、シェアハウス型療養住宅では難病(ALS等)の方など非がん患者様の緩和ケアにも対応し、入居に際しての制約は原則ありません。

医療保険・介護保険等は使えますか?

シェアハウス型療養住宅は「ご自宅」です。介護保険や医療保険及び障害者総合支援法に基づく在宅サービスのすべてが使えます。

入居の際にはどんな契約が必要ですか?

全ての入居者様に契約頂くものは賃貸借契約、生活支援サービス、及び損害賠償保険です。オプション契約として包括介護サービス(身体状況・病名により契約が必要です)、自費レンタル品の契約をお願いしています。ケアサービスとして訪問介護、訪問看護、在宅医療、ケアマネージャー、調剤薬局等と契約頂きます。その他外部サービスのご利用につきましてはご相談下さい。

入居時及び月々にかかる費用は?

入居一時金はどの施設も不要です。月額利用料は施設ごとの案内でご確認願いいたします。また、家賃や包括介護サービスについては前払い制度(預り金)もあります。

対象者はどんな人?

がんや難病患者様を中心に療養場所にお困りの方を優先的にお受けしております。介護度4以上の重度介護の方、医療ニーズの高い方でご自宅での療養が難しい方を対象としてサービス提供体制を整えています。病名や症状でお断りする事はありませんが、空室状況、待機者の状況でお断りする事もありますのでお問い合せ下さい。

抗がん剤治療中でも入居可能ですか?

当ハウスでは積極的医療処置を受けながらの緩和ケアの支援を行うことも可能です。最近のがん治療においては多種多様な選択肢がありますので、早めにご入居頂いて、専門スタッフのサポートのもとで療養されることをお勧めしています。

どのような職員が配置されているのでしょうか?

当社の訪問介護及び訪問看護(それぞれホスピス住宅サービス部が担当)のスタッフが交代で24時間常駐体制をとっています。利用者一人に対して常勤換算で職員約1人の配置をしております。そのうち看護師の配置は昼間帯2~4人、夜間帯1名の配置になります。

生活支援サービス及び包括介護サービスの内容はなんですか?

生活支援サービス(標準プラン)は、状況把握サービスと生活相談サービスです。状況把握サービスは心身の状況把握、突然の病気等に対する迅速・的確な把握、必要な助言、医療機関・家族等への連絡を行います。生活相談サービスは日常生活の相談・助言、フロントサービス(荷物や郵便の受け取り、来訪者の受付・取次ぎ)等を行います。オプションの包括介護サービスとは、介護保険等の公的サービスで賄いきれない身体介助、生活援助サービスを包括料金で提供するサービスで、身体状況や病名により契約をお願いしています。。

食事のサービスはどうなっていますか?

専門調理師(シェフ)1名以上を配置し調理にあたっています。シェフがケアチームと連携し状況把握し、ご入居者のご要望をお聞きして提供します。食事費は1日単位、何食召し上がっても同一料金です。介護食や医療食にも対応いたします。経管栄養などで食事を召し上がらないご入居者様の費用は掛かりません。すべてのメニューは管理栄養士が監修し、がん患者様向け療養メニュー等のご相談も受け付けます。

居室の設備・備品は何がありますか?

居室にはミニキッチン、トイレ及び下記の家具備品が備わっております。自己所有の家具備品の持ち込みもご自由にできますが、どのような家具備品をお持ち込みされるかは住宅スタッフにご相談ください。また全居室に非常電源用コンセントを設置しています。 家具備品:介護ベッド(エアーマット付き)、 寝具一式、机、本棚、チェスト、ソファーベッド、カーテン、ゴミ箱、トイレ清掃具 ※万が一汚損破損された場合は実費のご負担をいただきます。

寝具はどうすればよいですか?

レンタルの寝具をご用意しております、レンタル費用は共益費に含まれています。また寝具の交換は介護スタッフが週1回行います。

居室の清掃及び洗濯はどうすればよいですか?

居室内の清掃は、介護保険サービスにて介護スタッフが対応いたします。
私物の洗濯は原則ご家族様がお持ち帰りの上お洗濯をお願いいたします。ご家族で対応できない場合はご相談下さい。

入浴はいつでも可能ですか?

決められた時間はありません、ご利用者様と打合せしたケアプランに従い提供をしております。

民間療法を併用出来ますか?

当社では提供はしておりませんが、外部サービスのご利用はご相談の上可能です。ただし、医学的視点からデメリットが大きい場合や、他の利用者のご迷惑になるものなどは外部事業者様の出入りをお断りすることもあります。

面会、外出について

ご自宅ですので、外出も面会も制限はございません。
事前にご予約頂ければご家族様も一緒に食堂で入居者様と同じ食事をとる事も出来ます(有料)。